難しいテーマですが、
日本人なら、ほとんどの人が、こう考えるであろうという、
普遍的な価値を見出すためには、
「日本人とは何者か」
を、理解する必要があります。
突然ですが、質問です。
日本という国は、誰のものでしょうか。
その答えは、やはり、
「日本人のもの」
ということになるでしょう。
つまり、
「日本という国家の国民が、日本人である」
と、言い換えられます。
何だその理論は?
と、思われた方、
これが、普遍的な価値を見出すための
最短ルートなのです。
日本というのは、国家です。
国家とは、国民から税を徴収し、
再分配を行う仕組みのことです。
それ以外に、国家の役割というのは、
おまけでしかありません。
国家同士がお付き合いをするので、
外交や防衛が発生し、
輸出入や為替レートの問題が生じるため、
自国民を守るために
経済政策が打たれます。
ただそれは、国家を運営する
「政府の役割」
であり、国家そのものの仕組みではありません。
この理解が、日本国民の中では少ないように思えます。
このシリーズでは、
日本人とは
を、テーマに、色々紐解いていきたいと思います。